本記事では、このような悩みに答えています。
最近では、退職代行サービスを利用して、会社を辞める人も増えてきています。
だけど、退職代行って違反じゃないの?会社とトラブルにならないの?と不安になったりしますよね(僕もそうでした)
そこで本記事では、退職代行を利用して辞めて大丈夫なのか、想定されるトラブルについて解説しています。
もくじ
退職代行を利用して会社を辞めても大丈夫なのか
そもそも退職代行とは
退職代行について簡単に説明すると「あなたの代わりに退職を会社に伝えてくれるサービス」のこと。
退職代行サービスを利用すると
このように、スムーズにいけば簡単に退職する事ができます。
最近は、辞めると上司に言えない人も多くなってきたので、退職代行を利用する人も増えています。
退職代行を利用するとほんとうに辞められるの?
退職代行を利用すると、ほんとうに簡単に会社を辞めることができます。
退職代行業者とは、基本的にはLineやメールのやり取りのみで、
上記のようなことに答えていき、実行する日からは出勤しなくて大丈夫です。
退職届などの書き方も、テンプレートがあるので、書類作成もそんなに難しくありません。
会社と揉める人はほぼいない
会社と揉めるといったケースも、ほとんど無いです。
あなたが、会社と揉めるようなことをしていないなら大丈夫、とくに揉めることなく退社できます。
ただし揉める可能性はゼロではありません。これは後でお話しします。
退職代行は法律に違反していないの?
退職代行は、法律に違反はしていないです。退職することを伝えるのを、代行するだけなら法律に違反していません。
ただ、民間の企業が運営している退職代行業者は、あくまで退職の意思を伝えれるだけで、会社と交渉はできません。たとえば
上記のような交渉は、非弁行為(違法な行為)にあたりできません。
このようなことを、自分の代わりに交渉してほしいなら「弁護士事務所」や「労働組合」が運営している退職代行業者に、依頼しないといけません。
退職代行で辞めた場合に想定されるトラブル5つ
①損害賠償請求される可能性
会社に損害を与えるようなことをしている場合は、損害賠償を請求される可能性があります。
あなたが辞めることで、会社に損害を与える可能性があるケースに、限りますが。
例えば、会社からお金を借りていて、返さないで辞めようとしているなら、当然ですが請求されますよ。
ただ労働者には辞める権利があるので、よっぽど法律に違反したようなことをしない限りは、トラブルにまで発展することは考えにくいです。
②弁護士や労働組合じゃないと交渉できないことも
先ほどお話ししましたが、弁護士や労働組合じゃないと、会社と交渉ができないです。
こっちの意思を伝えることはできますが、交渉はできません。
なので、会社が「本人以外と交渉はしない」などと言い出した場合は、弁護士か労働組合じゃないと、代理で交渉はできません。
③引き留められる
もし会社があなたを「引き留めたい」と言いだした場合も、交渉しないといけません。
なので、弁護士か労働組合じゃないと交渉できずに、トラブルに発展してしまう可能性があります。
民間の退職代行業者だと、このような問題の対応をするのは、非弁行為(法律に違反)に当たり、できないです。
引き留めにあう可能性が少しでもあるなら、法律事務所(弁護士)か労働組合に、たのむべきです。
④金銭の支払いをしてくれない
金銭の問題も、想定できるトラブルです。
このような金銭の支払いを拒否してくると、泣き寝入りしたくないなら、こちらから請求しなければいけません。
問題を解決するには、やはり法律事務所(弁護士)や労働組合にたのまないと、いけません。
⑤会社の人が自宅までくる
可能性は低いとは思いますが、家にまで押しかけてきて、トラブルになると言うことも考えられます。
退職代行を利用したことにより、あなたの会社の人間が、家まで押しかけてくることもありえるかもしれません。
このトラブルに発展した場合は、退職代行を頼んだ業者に連絡をするか、あまりにしつこいなら警察に頼った方がいいでしょう。
トラブルを避けるための退職代行サービスの選ぶポイント
弁護士か労働組合から選ぶ
ここまで、読んできて理解できたとは思いますが、極力トラブルを避けたいなら労働組合か法律事務所(弁護士)に頼むのがいいです。
交渉が必要なトラブルが起こった場合は、民間の業者だと、対応できないですからね。
なので、トラブルが起こって対応してもらうことを想定すると、労働組合か法律事務所(弁護士)に頼むべきです。
料金で選ばない
民間業者や労働組合の料金は、安いですが、法律事務所(弁護士)に依頼すると料金が高いです。
法律事務所の場合は、ほとんどが5万円を超えて、金銭の交渉をして回収した額の数%を支払います。
ですが、法律事務所の強いところは、万が一裁判になっても代行できます。
労働組合の場合は、交渉はできても裁判の代理は当然できません。
ポイント なので料金ではなく、どこまで大きな会社とトラブルを想定するかで、利用する業者を選んだ方がいいです。
退職実績を重視する
弁護士の場合は、どんな法律のトラブルでも対応できます。
ですが、弁護士以外は退職実績を重視した方がいいです。
過去に退職代行の数をこなしていると、いろんなトラブルにも対応してきているでしょうから、心強いです。
自分の時に万が一、なにかトラブルが起こっても、きちんと対応してもらえるでしょう。
会社と交渉ができる退職代行サービス
※労働組合が運営・1ヶ月に300件以上・累計1万件以上の代行実績
※法律事務所が運営・法律の問題(金銭や契約など)なども対応できて心強い
この2社は、退職代行サービスとして知名度があり、実績もあります。
退職代行SARABA
料金 | 27,000円 |
オプション費用 | 一切なし |
対応エリア | 全国 |
対応時間 | 24時間 (LINE / メール / 電話) |
「退職代行SARABA 」は、労働組合が運営しています。料金が27,000円と、他の退職代行サービスくらべて安いです。
労働組合が運営しているので、会社との交渉をしても非弁行為(違法な違反)には当たらず、有給消化や金銭の交渉をおこなえます。
24時間・365日スタッフが待機しているので、いつでも対応してもらえるのも特徴です。
法律が絡むような想定されるトラブルがなく、さっさと会社を辞めたい人は、SARABAを利用しておけば間違いないです。
利用することを考えている方は、公式サイトを見て決めてみては。
⇒退職代行SARABA公式サイト
弁護士法人みやび
料金 | 55,000円 |
オプション費用 | 金銭請求して回収した額の20% |
対応エリア | 全国 |
対応時間 | AM10:00〜PM9:00 (LINE / メール / 電話) |
「弁護士法人みやび」は、法律事務所が運営しています。弁護士がサポートしてくれるので、法律の問題の相談もできて心強いです。
金銭の請求をすると、回収した額の20%が費用としてかかりますが、金銭にかかわることは、やはり弁護士にしてもらったほうがいいでしょう。
有給消化の交渉程度なら、労働組合でも問題ないかと思いますが、法律が関わりそうな部分は弁護士に交渉してもらう方が安心できます。
法律事務所(弁護士)に頼むデメリットは、対応時間が24時間ではないのと料金が高めなところです。
会社と法律面でのトラブルになっても、対応してもらえるので、安心して依頼したい人は法律事務所に頼むべきです。
公式サイト⇒弁護士法人みやび
まとめ
退職代行を利用しないと辞めづらい人は、意外と多いと思います。
ブラック企業やパワハラといったことは、現在でもまだまだいっぱい存在します。
なので「辞めづらい」「辞めさせてもらえない」「辞めると言える雰囲気じゃない」ような人は、退職代行の利用をして辞めるのがいいかと思います。
退職代行サービスを、利用しようかと思っている人は、下記の記事にて各退職代行サービスを比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。
⇒おすすめの退職代行を徹底比較【サービス内容からデメリットまで】
実際に退職代行を利用して、会社とトラブルになるような人は少ないので、利用した方がスムーズに辞めれるかと思います。
ということで、以上になります。