- 人手不足で仕事を辞めさせてくれない
- 人手不足の会社を退職するにはどう対処するべき
この記事は、上記のような悩みをもっている人向けの記事です。
ぼく自身も、人手不足で仕事をなかなか辞めさせてもらえなかった経験があるので、かなり気持ちが理解できます。
人手不足の仕事を辞めせてくれない会社を辞めるための対処法や、ぼくの経験についてもお伝えしますので、ぜひ読み進めてください。
仕事辞めさせてくれない…人手不足で辞めづらい状況で後悔した3つの行動
退職を言うタイミングを伺っていたこと
ぼくは職場が人手不足で忙しいから、退職を言い出すのをためらっていました。
自分が辞めると、同僚や上司に迷惑が掛かると思ったからです。
そこで、退職を伝えるタイミングを伺っていたんですが、
- 派遣社員がバックレた
- 仕事が増えてさらに忙しくなる
といったことが起こってしまい、さらに人手不足になり、退職を言うタイミングを失ってしまいました。
こんな感じで、退職を言い出すタイミングを伺っていると、余計に言いだしにくい状況になってしまいます。
退職したいなら、人手不足だとかタイミングなんて気にしない方がよいですよ。
馬鹿正直に辞める理由を言ってしまったこと
退職理由をなにも考えずに、馬鹿正直に伝えると、引き止められます。
- 自分にはこの仕事はあっていない
- 仕事が辛くて辞めたい
- やりたい事がある
ぼくはこんな感じで、正直に理由を伝えたんですが、
- 辛いなら仕事の負荷を下げる
- 今は人手が足りないから待ってほしい
といった具合に引き止められました。
今思えば、人手不足の会社でこんな理由で辞めたいと言うと、引き止めるよなって思います。
ウソでもいいから、引き止められにく退職理由を言わないと、上司を説得できないと後悔しましたね。
例えば「もう次の仕事が決まっていて〇月〇日から出社しないといけない」
くらいの強い理由を言わないと、人手不足の会社は、なかなか辞めさせてくれないでしょうね。
退職代行を使わなかったこと
ぼくが人手不足で会社を辞めさせてもらえなかったのは、2018年の話。
退職代行が流行りだしたころで、ネットやSNSで退職代行の情報や使った人の口コミがあまりなかったんですね。
だから退職代行のことは知っていたけど、あまり情報が無かったので、使う勇気が湧かなかったんです。
ぼくが辞めた後、Twitterとかで「退職代行を使って即日辞めることができた」などという口コミが、たくさん書き込まれていました。
その口コミを見ると、退職代行を使っていたら、1年間も待たずに辞めることができたと後悔しました。
今なら確実に使って辞めていたでしょうね。
退職代行SARABAなら24,000円なので、お金を払ってすぐ辞めれるなら、ぼくなら1年間待つよりもお金を払って退職代行に頼みますね。
以下の3社は、人気の退職代行サービスの業者なので参考にしてみてください。
大手の退職代行3社
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- 退職代行SARABA:退職代行サービスとして知名度と利用者数がNo,1
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人手不足の会社を辞めても非常識なんかではない
退職の告知は2週間前にすれば大丈夫
民法では、会社に退職の意思を伝えてから、2週間後には退職することができると書かれています。
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:民法第627条
ちなみに社内規則で「退職する際は1ヶ月以上前に伝えること」と決められていても、民法のほうが優先されます。
あくまでも社内のルールなので、民法に書かれているとおり、2週間前に申し出れば退職できます。
そもそも人手不足はあなたが気にする問題ではない
人手不足は、ぼくたち労働者のせいではなく、会社の問題ですからね。
- 人件費を減らしたい
- 人事の配属のやり方がヘタ
- 会社の募集の仕方が悪い
上げだしたらキリがないですが、人手不足は会社が悪いのです。
だから、あなたは人手不足だとか気にする必要はないですよ。
そもそも、人手不足だからと辞めさせてくれない会社なんて、勤め続ける価値なんてないですよ。
残された同僚のことなんて考えなくてももよい
「人手不足のなか、自分が辞めると同僚に迷惑がかかる」と考えて、退職することを切り出すのに罪悪感を感じたりしますよね。
さっきの話のように、人手不足は会社の問題です・
あなたが辞めて、同僚が大変な思いをしても、それは会社のせいなんです。
それに同僚も、仕事が耐えれないくらいイヤなら辞めるでしょうから。
だから同僚への迷惑なんて、あなたが気にする問題ではないです。
なので人手不足だとか気にせずに、まずは上司に退職を伝えてみた方がよいです。
人手不足で仕事を辞めさせてくれない会社を辞める3つの対処法
労働基準監督署に相談する
退職トラブルがあって労基に行ったんですが、対応してくれたおねいさんがカッコよかったです。
びっしり付箋の貼られ、使い込まれた全書みたいな小道具に心踊らせるダメな相談者。
給与明細でないんです→それは税務署に申告を、っていうのは知ってたけどお役所と言うのは不便だ。— あめ (@ame_closet) June 16, 2017
Twitterからの引用ですが、上記の方のように、労働基準監督署に相談するのが第1の選択肢ですね。
もし相談するのが不安だったり億劫なら、上司との話合いの際に「労働基準監督署に相談します」といった感じで、名前を出してみてください。
おそらくほとんどの上司や会社は、引き下がると思います。
こちらが強気に出る事で、さらにトラブルに発展する恐れもあるので、注意も必要。
LINEやメールで退職の通知をして強引に辞める
上司や会社に、退職を取り合ってもらえないなら、LINEやメールで伝えるという方法もあります。
退職の通知方法は、現状では法律で決まりがないため、LINEやメールで通知しても成立はします。
ただし、以下のようなデメリットもあります。
- トラブルに発展する可能性がある
- LINE・メールした後に不安やモヤモヤが残る
不安になって友達に相談しようにも、自分がしたことなので、話をしづらかったりします。
(ヘタに相談するとあなたが責められるかも)
なので、LINEやメールで退職を通知するなら、よく考えてからにしてください。
退職代行サービスに依頼する
トラブルや話合いが苦手なら、退職代行に依頼するのが、てっとり早いです。
要するに、お金を払って退職トラブルを解決しよう、ということです。
- 上司をうまく説得する自信がない
- 労働基準監督署に相談する勇気すらない
- トラブルが苦手
こんな感じの、気が弱い人やネガティブに考えがちな人は、お金を払って退職代行に頼んだ方がよいかもしれません。
何をしても、上司にうまく丸め込まれて、辞めることができないでしょうから…
退職代行に依頼するメリットは、孤独ではないこと。
依頼した後も、不安なことやモヤモヤしたことを、相談や質問できるのが良い点ですね。
参考⇒クズだと言われる退職代行を使う人が増えているワケ【ネットは批判】
辞めさせてくれなくてもバックレるのはやめた方がいい
たまに「辞めさせてくれないならバックレればいい」という人がいますが、やめておいた方がいいですよ。
- 上司が家に来る
- 親や家族に電話される
- 懲戒解雇にされる可能性あり
などといったリスクがあり、退職書類をもらえなかったり、面倒なことになりかねないです。
それにバックレはさすがに、人としてどうかと思いますからね。
先ほど退職代行をおすすめしましたが、退職代行はあくまであなたの退職を代わりに伝えてもらっているだけ。
きちんと退職の意思は伝えますし、退職の手順をきちんと踏みますからね。
だからバックレるなら、上司ときちんと話し合うか、退職代行を使って辞めた方がよいです。
※退職で揉めている人や辞めることを切り出せない人は退職代行サービスへ
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